アンティーク洋書 1942年版 ケネス・グレアムの短編集『黄金時代』 The Golden Age by Kenneth Grahame Illustrated by Ernest H. Shepard 1942 Edition 1895年に出版された『黄金時代』は、ケネス・グレアム自身の子ども時代をモデルに書いた短編集。ヴィクトリア朝時代の良家の子どもの暮らしぶりが豊かに描かれている。 2005年頃ロンドンの古書店で購入した戦時中の1942年版。 布張りの表紙に影絵プリントがほどこされた美しい装幀や、用紙と印刷の素朴な質感は、古き良き時代を感じさせる。 一番外側のカバーは損傷が激しい為、古書店主による補強とビニールかけがある。 また、経年劣化によるヤケ、変色、斑点シミ、ゆがみ、破れ、値段の書き込み等があるが、中身は比較的に綺麗。 仕様:布張り上製本 紙カバー 英語 寸法:19 x 12.7 x 1.6 cm ケネス・グレアム Kenneth Grahame 1859-1932 英国の児童文学作家。幼いとき母に死別し祖母に引き取られて、テームズ河畔に住むが、後にそこを舞台として作品を書いた。大学進学を断念してイングランド銀行に勤める。子供の世界を描いた「黄金時代」(1895年)、「夢みる日々」などで世に認められる。一人息子に話した寝物語をまとめた「楽しい川辺」(The Wind in the Willows、1908年)は、愉快なひきがえるの話で、英国児童文学の不朽の名作と言われている。それは後にA A.ミルンが劇化した。 アーネスト・H. シェパード Ernest H. Shepard 1879 - 1976 英国の挿絵画家。 建築家の末子に生まれ、王立美術院学校で学んだ。風刺雑誌「パンチ」に寄稿しており、準編集員となった。第一次世界大戦に参加し、復員後、ミルンの「クマのプーさん」(1926年)の挿絵を描いた。動きに富んだ線画の挿絵を多数残しており、主な作品にグレーアムの「たのしい川べ」(’31年)やファージョンの「銀のシギ」(’53年)などがある。大英帝国勲章を受章したこともある。娘のメアリーは「メアリー・ポピンズ」の挿絵を描いたことで知られている。